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アニメの舞台を歩く聖地巡礼は、旅の目的の一つとして知られるようになりました。この記事では、茨城県大洗町、金沢の湯涌温泉、鳥取県岩美町の3つの事例を取り上げます。
町おこしの経緯に加えて、2026年秋の開催情報や行き方、回り方も整理しました。訪れる前の参考にしてください。
アニメが町おこしにつながった背景
人が自然に集まる大都市と違い、地方では人口減少が大きな課題になっています。各地の自治体や商店街は、あらゆる方法で町を知ってもらおうと工夫を重ねてきました。
その一つが、アニメの舞台になった場所を聖地として発信する取り組みです。きっかけが作品でも、町に足を運んでもらえることに変わりはありません。
ただし、作品のファンが来るだけでは長続きしません。地元の人が関わり、ファン以外も楽しめる行事や味を用意できた町が、続いている印象です。
アニメやキャラクターを生かした町おこしでは、ハイジやトーマスも登場する山梨の町おこしの記事もあわせてご覧ください。
大洗町(茨城県)とガールズ&パンツァー
町ぐるみで続く聖地巡礼
大洗町は、「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)の舞台として知られる港町です。鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線では、この作品仕様のラッピング列車が運行されています。
車両は両側でデザインが異なり、車内にもラッピングが施されています。運行されているのはⅤ号車で、運行時刻は日程ごとに同社のお知らせで案内されています。乗りたい方は、出発前に鹿島臨海鉄道のお知らせで確認すると安心です。
町を歩くと、至るところにキャラクターのパネルが置かれています。商店街を歩きながら探すだけでも、街歩きの目的ができます。
あんこう祭に合わせて訪れる
町の名物と作品を結びつけているのが、毎年秋に開かれる大洗あんこう祭です。大洗観光協会は、夏は海、冬はあんこう鍋の町として町を紹介しています。
2026年は大洗マリンタワー前広場を会場に、商工感謝祭と合わせて2日間開催されます。あんこう祭は11月15日(日)です。
- あんこう汁を1,000食、1杯300円で販売します。購入には午前10時から配布する整理券が必要です(時間は変わる場合があります)。
- ガルパンの声優によるスペシャルトークショーが開かれ、商店街は歩行者天国になります。
- 30台以上の痛車が並ぶ「痛車道エキシビション2026」も同時に開催されます。
あんこう汁は整理券制なので、早めに会場へ入ると動きやすくなります。開催時間や内容は変更されることがあるため、大洗観光協会の最新情報を確認してください。
行き方と回り方
電車の場合は、水戸駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り、大洗駅を目指します。車の場合は、北関東自動車道・東水戸道路の「水戸大洗」ICから国道51号経由で、大洗方面へ約10分です。
あんこう祭の日は会場周辺が混み合います。町営の駐車場なども使えますが、電車で来るほうが楽な日もあります。
茨城県全体の町おこしを知りたい方は、茨城県の町おこしをまとめた記事も参考になります。
湯涌温泉(金沢市)と花咲くいろは
アニメの祭りを現実の祭りに
湯涌温泉は、「花咲くいろは」の舞台モデルとなった金沢の温泉地です。2011年4月に放送された作中の「ぼんぼり祭り」を、湯涌で実際に開催したのが始まりです。浅野川水害からの復興3周年を記念した行事でもありました。
町並みを歩きながら宝探しに挑戦し、クリアするとオリジナルグッズがもらえる企画も行われました。作品を知らない人も、歩くうちに温泉街の魅力に触れられる仕掛けです。
今は、その延長にあるぼんぼり祭りが町の秋の行事になっています。
第14回ぼんぼり祭り(2026年)の注意点
