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青森県上北郡の七戸町は、東北新幹線の七戸十和田駅がある町です。にんにくやトマトの産地として知られています。ここでは、吸血鬼ドラキュラをキーワードにした町おこしが続けられてきました。
この記事では、ドラキュラが選ばれた背景と、今の七戸町を歩くための情報をまとめます。行き方や訪れる時期、立ち寄りたい場所も確認できた範囲でお伝えします。
七戸の歴史は古く、鎌倉時代に馬産地として初めて文献に登場します。七戸城は昭和16年に国史跡に指定されました。江戸時代には代官所が置かれ、上北地方の中心として栄えた城下町です。
ところが明治24年に東北本線が通ると、新しい駅は東側の上北町(現在の東北町)にできました。七戸町は駅を持てず、町は次第に衰退したと町長の寄稿に書かれています。
流れが変わったのは、新幹線の駅ができてからです。七戸十和田駅は2010年に東北新幹線の駅として開業し、上北地域の玄関口になりました。町おこしの取り組みは、この駅の開業をきっかけに広がったと考えられます。
ドラキュラを選んだ理由は、町に4つの資源があったからです。町おこしに関わったアーティストのヴィヴィアン佐藤さんは、雑誌のインタビューでこう説明しています。にんにくの産地、原種に近い有機トマトの産地、ヒナコウモリの繁殖地として知られる天間舘神社、中世の七戸城の4つです。
にんにくは、吸血鬼の弱点として物語でよく知られています。コウモリも吸血鬼を連想させます。城跡にはどこか物語めいた空気があります。町の資源を並べてみると、ドラキュラという一本の線でつながったわけです。
町の広報誌でも、名産のニンニクやトマト、ヒナコウモリや城跡をドラキュラと結びつけて取り組む実行委員会の活動が紹介されています。
にんにくそのものの選び方や、ふるさと納税での探し方は、青森のにんにくをふるさと納税で選ぶ方法の記事で詳しく書いています。
中心になっているのは、七戸ドラキュラdeまちおこし実行委員会です。前述のインタビューによれば、イベントは2013年から始まりました。会場は七戸の中央商店街です。
2015年の広報誌には、その年の様子が載っています。フェスタは10月10日に開かれ、今年で3回目でした。怪物やアニメキャラクターに仮装した参加者が、ダンスパレードやカボチャランタンづくりを楽しんだそうです。
町民と役場が力を合わせた取り組みという点も、この町おこしの特徴です。子どもたちが手作りした巨大絵本が飾られるなど、町ぐるみの色合いが濃いイベントでした。
なお、元の記事では献血との組み合わせに触れていました。今回の確認では七戸町のフェスタについて裏づけを取れなかったため、この記事では扱っていません。
ただし、2016年以降の開催状況や、2026年の予定は、今回の確認では見つかりませんでした。訪問の日程をフェスタに合わせたい方は、七戸町や七戸町観光協会(しちのへ観光協会)の最新情報で確認してください。
鉄道で行くなら、東北新幹線の七戸十和田駅が起点になります。駅に隣接する七戸町観光交流センターでは、上北・下北エリアの観光情報を案内しており、土産品の販売もあります。到着したら、まずここで資料を集めておくと動きやすくなります。
駅から先は、バスかレンタカー、タクシーが基本です。七戸十和田駅南口には、十和田市、野辺地町、東北町、青森市方面への路線バスが運行されています。町内のコミュニティバスもありますが、土曜・日曜・祝日は運休とされています。時刻表は変わることがあるため、バス会社の公式サイトで事前に確認してください。
町内を何か所か回るなら、車があると便利です。駅前にはレンタカーの営業所もあります。車で向かう場合、上北自動車道の七戸ICから駅まで約15分です。
ドラキュラフェスタは、過去の実績では10月ごろに開かれてきました。2026年の開催は確認できていないので、予定が出るまでは断定を避けます。
秋なら、9月上旬の「しちのへ秋まつり」もあります。2026年は9月4日(金)から9月6日(日)の開催でした。各町内会が手掛けた絵馬風の山車が商店街を練り歩く祭りです。来年以降に訪れる場合は、日程を観光協会のページで確認してください。
ヒナコウモリを意識するなら、夏が中心です。天間舘神社のコウモリ小舎は、日本一の繁殖コロニーとして紹介されています。観察できるのは、お産に戻る5月上旬から、再び飛び立つ9月中頃までとのことです。
注意点は、小舎への立ち入りはできないことです。コウモリは野外でまれに見られる程度とされています。保護のための場所なので、静かに見守る姿勢で訪れてください。
駅の近くには、道の駅 しちのへ 七戸町文化村があります。駅から徒歩約5分の距離で、町の銘菓や地酒など土産を探すのに向いています。美術館も隣接しています。
町の歴史に触れたいなら、七戸城跡や商店街がある中心部へ足を延ばしましょう。ドラキュラフェスタが開かれてきたのも、この中央商店街です。城下町として栄えた名残を感じながら歩けます。
町内には日帰りで入れる温泉もあります。天間林温泉は、開業が昭和55年(1980年)で、泉質はアルカリ性単純温泉です。営業時間は6:00〜22:00、休業日は無休と案内されています。営業情報は変わる場合があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
日帰りなら、新幹線で七戸十和田駅に着き、観光交流センターで情報を集めるところから始めましょう。道の駅で土産を選び、その後レンタカーかタクシーで中心部へ向かいます。にんにくやトマトを使った食事を探すなら、観光交流センターで店の情報を聞いておくと安心です。
ドラキュラにちなんだメニューを出す店があるかどうかは、今回の確認では分かりませんでした。営業日や提供の有無は、店や観光協会に問い合わせてください。
旅の準備や、現地へ行く前後の楽しみ方に役立つ情報を、次の枠でもご紹介します。
七戸の名産や関連する品を探している方は、次の枠も参考にしてください。
泊まりや、周辺エリアとあわせた旅を考える方には、次の枠が手がかりになります。
七戸町は、にんにくやトマト、ヒナコウモリ、城跡という地元の素材を、ドラキュラという切り口でまとめた町です。駅の開業を機に、衰退した城下町が新しい魅力を打ち出した例といえます。
訪れるなら、七戸十和田駅を起点に、道の駅や中心部、温泉を組み合わせるのが現実的です。フェスタの開催時期や店の営業は変わることがあるため、出かける前に公式情報を確認してください。
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