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青森県は、にんにくの生産量が全国で最も多い県です。東部にある七戸町(しちのへまち)は、にんにくや長いもを特産とし、黒にんにくなどの加工品づくりにも取り組んでいます。
この記事では、七戸町の背景と、青森県産にんにくをふるさと納税で選ぶときの見方を整理します。現地を訪ねる場合の行き方や立ち寄り先も紹介します。
七戸町とにんにくの関わり
青森県は全国一のにんにく産地
東北農政局の資料では、令和3年産のにんにくは作付面積1,430ha、収穫量13,500tで、どちらも全国第1位とされています。県の特産品紹介では、国内生産量の約70%を青森県産が占めると紹介されています。資料によって「約7割」「約8割」と幅がありますが、全国で圧倒的なシェアという点は共通しています。
主な品種は「福地ホワイト」です。栽培は昭和37年から田子町で本格的に始まり、昭和40年代後半から全県に広がったと、東北農政局が説明しています。辛さが少なく、甘みがあると市場で評価されているとのことです。
県内には、七戸町のほかにも産地があります。たとえば最南端の田子町は、ブランド「たっこにんにく」の里として知られています。
七戸町の特産としてのにんにく
七戸町は、八甲田山の東側に位置する町です。町の中央には東北新幹線の七戸十和田駅があります。道の駅しちのへの公式紹介では、特産品は長イモとニンニクで、「長芋の漬物」「にんにくオイル」「黒にんにく」がおすすめとされています。
道の駅には産直施設があり、地元農家約200名が出荷しています。生のにんにくだけでなく、加工品も町の顔になっています。
七戸町がにんにくを特産として打ち出した時期や経緯の詳細は、今回確認できた資料では分かりませんでした。ここでは、現在の特産品の姿を中心に紹介します。町の別の側面は、七戸町の町おこしを取り上げた過去の記事でも読めます。
黒にんにくという加工品
町の加工品の代表が黒にんにくです。県の観光情報サイトには、道の駅しちのへで扱う商品として紹介されています。雪の下で育ったにんにくを、温度と湿度の調整だけで長時間熟成発酵させたものという説明です。にんにく特有のにおいが少なく、フルーツ感覚で食べられると書かれています。
七戸町内の事業者の中には、青森県産のにんにくを1か月かけて室で熟成発酵させていると説明するところ
アイキャッチ写真:Ebiebi2/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
