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岐阜県郡上市の郡上八幡は、城下町の通りや広場に屋形を設け、その周りで踊る郡上おどりで知られる町です。食品サンプルの発祥の地でもあります。
この記事では、郡上おどりに合わせた宿の選び方と行き方、踊りの楽しみ方を整理します。あわせて、食品サンプル体験の基本も紹介します。
郡上八幡が知られるようになった背景
400年続く「参加する盆踊り」
郡上おどりは、江戸時代初期に城主の遠藤慶隆が領民の融和を図り、藩内各所の踊りを城下町に集めて奨励したことが礎になったと伝えられています。400年以上続く行事です。
2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。最大の特徴は、「見る踊り」ではなく「参加する踊り」であることです。観光客も地元の人も、同じ輪の中で踊ります。
7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上も続く、日本一のロングランの盆おどりです。町の夏は、踊りとともに始まり、踊りとともに終わります。
食品サンプルの町としての顔
郡上八幡には、もう一つの顔があります。飲食店の店先で見かける食品サンプルです。
郡上八幡に生まれ育った岩崎瀧三が、1932年(昭和7年)に大阪で食品サンプルの事業化に成功しました。その後、1955年に故郷で岐阜工場を設立しています。
いわさきグループで働き学んだ人たちが独立し、郡上市には数多くのサンプル業が生まれました。JTBの観光資源解説によると、食品サンプル業は全国生産量の約60%を占める地場産業です。
郡上おどりに合わせて泊まる計画の立て方
日程と時間の目安
2026年は、7月11日のおどり発祥祭から9月5日のおどり納めまでの30夜でした。2027年の日程は、決まり次第、郡上八幡観光協会の日程表で確認してください。
お盆の徹夜おどりは、8月13日から16日の4日間です。2026年の日程表では、13日と16日が午後8時から翌朝4時、14日と15日が翌朝5時までとされていました。
徹夜以外の夜は、平日と日曜が午後8時から10時30分、土曜は午後11時までが基本です。会場は一晩に1カ所で、日によって変わります。泊まる日の会場は、日程表で確認しておくと安心です。
初めてなら、徹夜以外の日も選択肢になります。例年もっとも混み合うのは徹夜おどりの初日の13日といわれます。静かに町歩きもしたい人は、平日の開催日が合うかもしれません。
アイキャッチ写真:Akiyoshi’s Room/Public domain(Wikimedia Commons)



