写真:くろふね/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)
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千葉県勝浦市は、外房に面した漁業の町です。ラー油の赤いスープで知られる「勝浦タンタンメン」が、この町の顔になっています。
この記事では、町おこしの経緯と、家で味わうためのカップ麺・生麺・お取り寄せの選び方をまとめました。現地へ食べに行くときの行き方や時期も紹介します。
勝浦タンタンメンは、海女さんや漁師さんが寒い海仕事のあとに食べるメニューとして定着したご当地ラーメンです。醤油ベースのスープにラー油が多く使われているのが特長です。一般的な担々麺とは違い、芝麻醤やゴマは使わず、具には玉ねぎと豚ひき肉が入ります。
発祥は、「江ざわ」の前身である大衆食堂が1954年に提供を始めたことだとされています。店主が芝麻醤を手に入れられず、試行錯誤するなかで、自家製ラー油と玉ねぎの甘みを生かした味が生まれたと伝えられています。その味が海女さんや漁師さんに人気となり、少しずつ市内に広がりました。
町おこしの大きな転機は、ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」です。勝浦タンタンメン船団は、勝浦タンタンメンを全国に発信して地域活性化を図ることを目的に、2011年に結成されました。
2015年の第10回大会(青森県十和田市)では、「熱血!!勝浦タンタンメン船団」が来場者の投票で1位に選ばれています。同じ年の5月には、船団が「ONE勝浦企業組合」へ名称を改め、勝浦全体の活性化へ活動を広げました。
名称の扱いにも特徴があります。「勝浦タンタンメン」は地域団体商標に登録されており、メニュー名として名乗れるのは公認店のみです。正規取扱店は、県内外あわせて40店舗(2023年11月現在)と紹介されています。店舗数は変わることがあるため、訪問前に最新の情報を確認してください。
勝浦まで行かなくても、家庭で勝浦タンタンメンを楽しむ手段はいくつかあります。手軽さと本格度で、大きく3つに分けられます。
勝浦タンタンメンはカップ麺としても販売されており、全国での知名度を上げています。エースコックのカップ麺が知られています。店頭の取り扱いは店舗や時期によって変わるので、見つからないときは通販が確実です。
地元の窓口もあります。勝浦市観光協会が運営するオンラインショップでは、勝浦タンタンメン関連の商品を扱っています。生麺、カップ麺、メンマなどの商品が並んでいます。最新の価格や送料は、公式ショップで確認してください。
生麺タイプは、スープとラー油が付いた3人前前後のセットが中心です。観光協会が提供する生麺セットには、添付のラー油で辛さを調整できるものがあります。辛いものが得意でない方は、ラー油を少しずつ足す食べ方が合いそうです。
店ごとの味を選ぶ楽しみもあります。発祥の店とされる「江ざわ」の味を商品化した生麺も、通販で出回っています。ただし、勝浦市内の店はニンニクやニラ、ネギを入れる店や、味噌ベースの店もあり、それぞれ特色があります。「元祖の味」を選ぶか、船団監修のセットを選ぶかで印象が変わるでしょう。
注意したいのは日持ちです。生麺は賞味期限が短めの商品が多く、出荷時の目安が約30日で、生ものなので早めに食べるよう案内している例があります。まとめ買いの前に、賞味期限の表示を確かめておくと安心です。
麺だけでなく、メンマも一緒に取り寄せる人は少なくありません。船団監修のメンマがあり、地元のお土産屋や道の駅でも購入できます。ご飯にのせる具を含むセットも見られます。
ふるさと納税の返礼品として、勝浦市の生麺セットやカップ麺が用意されている例もあります。ただ、受付状況や発送時期は変わるため、各サイトで直接確認してください。千葉県以外の産地で取り寄せを楽しみたい方は、山梨フルーツのふるさと納税の時期をまとめた記事も参考になります。
通販サイトでは、カップ麺のケース買いから生麺セットまで幅広く並んでいます。内容量と賞味期限、送料を見比べて選んでみてください。楽天市場の人気商品を、下にまとめました。
最新の価格・在庫・配送条件は、各商品ページで確認してください。
電車なら、特急「わかしお」が便利です。東京駅の地下5階、京葉線ホームから特急わかしおに乗ると、勝浦駅まで約1時間27分です。本数や運転日は時期によって変わるため、JR東日本の時刻表で確認してから出かけましょう。
車の場合、東京からアクアライン・圏央道を通って市原鶴舞ICで降り、国道297号で約50分とされています。成田空港から向かう場合は、成田線で千葉駅へ出て、外房線で勝浦へ向かうルートが案内されています。
勝浦市内には正規取扱店が多く、味の傾向も店
アイキャッチ写真:くろふね/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)