うさぎの島と呼ばれている島があることをご存じでしょうか。
大久野島は広島県竹原市に位置しうさぎで有名になった珍しい島で「うざきの島」とも呼ばれています。
うさぎの島と呼ばれているこの大久野島の周囲は4.3㎞ほど面積は0.7㎢と自然がいっぱいの瀬戸内海の小さな島です。
アクセス方法は2パターンあり広島県の忠海港から、または愛媛県の大三島盛港から船で10～15分ほどで到着します。船に乗っていくのも旅行気分が味わえて楽しいですよね。港からは送迎バスが無料で出ており、うさぎの集まる広場まで連れて行ってもらえるため大変便利です。広島観光でどこへ行こうかと計画されている方にはオススメです。
大久野島には野生のうさぎがなんと900羽も生息しています。（2018年時点）これだけたくさんのうさぎがいるなんてびっくりですね。
うさぎは繁殖力が強いためここまでたくさんのうさぎが増えたようです。実際に2007年には300羽程度だったうさぎは2013年には約700羽、そして先ほどご説明した通り2018年には900羽とどんどん増えているようです。
以前は大久野島はうさぎの島とはあまり認識されてませんでしたがうさぎで話題になり現在では日本全国、さらには海外からも観光客が訪れる有名観光地となりました。
大久野島ではうさぎに餌をあげたり写真を撮ったり触れ合うことができます。
野生のうさぎに出会う機会なんて中々ないため貴重な体験ができますね。
ファミリーで来られた方はお子様も思い出に残る良い経験ができるのではないでしょうか。時期よっては小さな子ウサギもいて本当にかわいくて癒されます。日頃の疲れが吹き飛びますよ。しかし道路で餌をあげるのは要注意！お腹がすいているうさぎは夢中で餌を食べているため周りが見えなくなってしまっていて自転車や車に当たるとケガをしてしまいます。
また、大久野島のうさぎを持ち帰ることは禁止されています。いくら可愛いからといっても持って帰ることはやめましょう。そのほかにも注意点はありますのでかわいいうさぎたちを守るためにもルールはしっかりと守りつつ触れ合うことが大切ですね。
休暇村大久野島はここ多くの島にある唯一の宿泊施設です。温泉やサイクリング、キャンプ場などやさらにはプールまであるため家族や友人、お子様連れでも楽しめる施設となっています。
小さな島なのでサイクリングをしても自転車で島を一周できてしまいますね。晴れた日はサイクリングをして海や緑、自然を楽しむのもいいですね。
またアクティビティも充実しており魅力的なものが開催されています。
まずは海ほたるの発光観察会。毎日20時より無料で開催されており珍しい海ほたるが発光している様子をスタッフの方が解説していただけます。
また、竹和紙の紙漉き体験も実施されています。
費用は500円と気軽に参加できます。竹原は竹の街として有名でその竹を使った和紙の紙漉き体験ができます。自分だけの特別な和紙だ出来上がります。自宅に持ち帰り、旅行の後でも思い出に浸って楽しかったことを思い出せますね。
最後は朝のお散歩会というものあり、朝からうさぎとふれあいながらお散歩ができます。せっかくうさぎがいっぱいの大久野島にきたのですから早起きして最大限楽しみましょう。朝のお散歩はとっても気持ちがいいのでオススメします。
こちらの休暇村、こだわりの朝食ビュッフェもオススメ。竹原で作られた「竹焼き塩」が使用されていたり、お好みのトッピングで自分好みのだし茶漬け、大久野島風のお好み焼きも提供されています。うさぎとふれあい、サイクリングなどでしっかりと遊んだ後は休暇村でゆっくりするのもいいですね。
ここ大久野島は今では観光地として栄えていますが悲しい過去を持った島でもありました。それは、かつて毒ガスの製造工場があった島でもあるのです。毒ガスの影響で多くの犠牲者が出ました。
この悲しい過去や悲惨さを忘れないためにも「大久野島毒ガス資料館」が設立されました。二度とこのようなことを起こさないためにも一度は足を運んで歴史を勉強するのもよいかもしれません。
大久野島に行かれた方は本州へ戻り、竹原市内もぜひ一緒に観光してみてください。たけはら町並み保存区という趣があって素敵な町並みもあります。こちらは2000年には都市景観100禅にも選ばれています。
またご当地グルメのたけはら焼きというお好み焼きや竹原バーガーといったタケノコが入ったハンバーガー、魚飯といったご飯の上に具材をのせ、魚介でとった出汁をかけて食べる料理もありますのでお腹も満たされます。
自然いっぱい小さな島でうさぎとふれあい癒され、アクテビティで汗を流し、資料館で歴史を学ぶことで盛りだくさんな経験ができます。
日帰りでも楽しむことができますし、日常から飛び出してぜひ満喫できる大久野島へ訪れてみてください。きっと良い思い出がたくさん作れるはずです！
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