青森県の上北郡七戸町では、世界的にも有名なドラキュラを使った町おこしをしていることで有名になっています。
ドラキュラと聞くと怖いというイメージを持つ人が多くいますが、逆に興味がわいてくるのも大きな特徴です。町おこしのキャラクターにドラキュラを使うことになった理由は、七戸町の有名な特産物にあります。
七戸町の誇る特産物には、トマトとニンニクが大変有名です。ニンニクはドラキュラが苦手とする食べ物で、そのつながりでドラキュラを使うことになりました。
ニンニク以外にも、ヒナコウモリの繁殖地として全国的に七戸町は有名です。コウモリとドラキュラは深いつながりがあるため、町おこしのキャラクターとして使うことが提案されました。
東北新幹線の駅が開業する時に、町おこしのアイデアでドラキュラメニューなどを考えたのがきっかけです。七戸町の中にあるレストランなどで、ドラキュラをイメージしたランチなどを食べることができます。
ドラキュラを使った町おこしには、町民だけではなく役場の人も協力しているのが大きな特徴です。町民と町役場の職員とが互いに協力し合い、アイデアなどを考えながら町おこしがスタートしました。町民と役場の職員が協力して考案した町おこしは、ドラキュラフェスタは10月ごろに開催されています。
吸血鬼としてのイメージを利用して、ドラキュラフェスタの会場には献血車が来るのも特徴の一つです。吸血鬼ドラキュラと言っても、訪れた人々から血を吸い取ってしまうわけではありません。ドラキュラフェスタに訪れた人を対象として、献血を募集しているのがこの町おこしの魅力になっています。
ドラキュラと言う怖そうなイメージのキャラクターを使い、活気あふれる街にするのと同時に献血のイベントも同時に開催しているユニークなフェスタです。他の観光地などでは見ることができないユニークなフェスタに参加するため、多くの観光客が七戸町に訪れています。
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