世界各地でやりすぎと言われるお祭りがあるように日本でもやりすぎと言われるお祭りがあります。
大阪府岸和田市で毎年9月に行なわれている”だんじり祭り”です。だんじりというのは山車を意味する言葉で方言で、このお祭りでの町全体の売り上げ上昇効果から町おこしとして多大な貢献をしています。その為、普段からの準備にも余念がありません。
元禄16年(1703年)、五穀豊穣を祈願し行った稲荷祭がその始まりだと言われています。
そしてこのお祭り何がやりすぎなのかというと、とにかくスピードを上げて山車を引きます。それはカーブでも速度を落とすことはなく逆に加速をします。この作業のことをやりまわしと言います。
山車を引いて全力で走り、コーナーもスピードを落とさず商店街等を駆け抜けたりするので、怪我人はもちろん死者まで出ることもしばしばあります。
たくさんの町の山車が力強く走りますが、表彰されたりということはありません。ただ全力を出すだけです。
法被に関しては自分の所属の法被以外を着ることは禁止されています。チームとして力をあわせること。それを念頭に1番に置いているのです。
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