山・川・お城・旅には四国をオススメ

四国は木々や山、大自然に関わった町おこしが心を和ませます


徳島県三好市は、四国の山奥で特徴のある町おこしをしていることで有名です。

四国の中でも美しい山に囲まれた場所で、井川池田インターチェンジから車で約30分程で目的地に到着することができます。道沿いには美しい吉野川が流れており、三好村への旅行気分を盛り上げてくれる景色です。この場所は山城町と呼ばれているところで、徳島県三好市にある四国山地に囲まれている地域になります。山城町はテレビアニメや漫画などで有名な妖怪のキャラクターの故郷として知られており、毎年全国から多くの観光旅行者が訪れるようになりました。

四国山地に囲まれた山城町に観光客が大勢来る理由は、古くからの妖怪のお話が数多く残っているためです。妖怪のお話の種類は54種類にもなり、町のお年寄りが時折聞かせてくれます。たくさんの妖怪が山城町に住みついていた理由は、急こう配が多く平地がないこの町の地形です。

川沿いには崖や淵などが数多く点在するため、子どもたちが近づくと危険が多くなってしまいます。自然災害なども何度も発生していたため、妖怪話をすることで近づくことを防いでいました。子どもや町の人を自然災害から守るために作られた妖怪話は、現在では町おこしとして使われています。

昔から妖怪が出没していたと伝えられている場所には、木を彫って作ったオブジェが置かれているのが山城町の特徴です。オブジェを巡り歩いたり秋になると毎年開催されている妖怪祭りなどを目的に、多くの観光客が集まるようになりました。妖怪祭りには、アニメなどに登場した人気のキャラクターのバンドなども出演しています。山城町の自然の恵みがたくさん入っている妖怪汁や地域の人々による妖怪パレードも、町おこしに一役買っている催し物です。

四国旅行では、妖怪の街として有名な山城町には必ず訪れたくなります。同じ徳島県にある上勝町も特徴のある町おこしを開催しているため、旅行で行きたくなる場所です。

四国の中でも小さな町になりますが、お年寄りが元気に活躍していることで有名になっています。町おこしの一環として「ごみゼロ宣言」をしたり、第三セクターなどで活気あふれる活動をしているのが特徴です。

お年寄りが活発に活躍している姿は、訪れる人たちにも元気を与えてくれます。高知県にある田野町でも「庭修復プロジェクト」を立ち上げ、荒れて手つかずの庭などをきれいに修復しているのが特徴です。

多くの町民が集まり修復された庭は、美しい石庭へと蘇ることができました。文化財にも指定されている石灯籠や縁石などがある美しい庭は、旅行で訪れる人の心を和ませてくれます。