写真:Tak H./CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)
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広島県竹原市の沖合に浮かぶ大久野島は、野生のうさぎに会える「うさぎの島」として知られています。橋が架かっていないため、船で渡るのが前提です。
この記事では、島の成り立ちを簡単に振り返ったうえで、行き方、島での過ごし方、宿泊の選び方と注意点を紹介します。
大久野島は竹原市忠海の沖合い3kmに浮かぶ、周囲4.3kmの島です。1950年に瀬戸内海国立公園に指定され、島の展望台から大三島や大崎上島などを望めます。
うさぎが増えた経緯には、島の歴史が関わっています。うさぎがたくさんいる理由は、かつて小学校で飼われていたうさぎが野生化して繁殖したという説が有力です。数は500羽以上とも言われています。
一方で、島にはもうひとつの顔があります。戦時中に毒ガスが生産されていたことから「地図から消された島」とも呼ばれ、毒ガス資料館などで戦争の悲惨さを伝えています。うさぎの可愛らしさと戦争の記憶が同じ島にあることが、訪れる人に独特の印象を残します。
人気が高まった経緯は、大久野島がうさぎで観光客を集めるようになった流れでも触れています。
最も一般的なルートは、竹原市の忠海港から船に乗る方法です。JR忠海駅から徒歩約7分の忠海港で、休暇村客船または大三島フェリーに乗ります。所要時間は資料によって12分から15分と幅があります。
船は2種類あります。フェリーは大久野島経由で大三島の盛港へ向かう船で、一部の便は大久野島に寄港しません。客船は休暇村の運営ですが、宿泊者以外も乗れる公共交通です。乗る前に、行き先の大久野島に寄港する便かどうかを時刻表で確かめておくと安心です。
運賃は、一般大人の往復で720円という案内が見つかりました。小学生以下は往復360円とする情報もあります。乗船券は売店内の自動券売機で買い、支払いは現金のみとされているため、小銭を用意しておくと戸惑いません。料金や支払い方法は変わることがあるので、最新情報は忠海港の公式サイトや各事業者で確認してください。
大三島フェリーの時刻表では、忠海発は8時30分、9時40分、10時50分、12時00分、14時05分、15時15分、16時25分の便が大久野島に寄港し、島からの忠海行きは9時20分発から始まります。同じ表で、島発の最後のフェリーは17時16分です。
ただし注意点があります。盛発17時00分の便が大久野島に寄港するのは2月から10月のみで、11月から1月は寄港しません。季節で時刻が変わるうえ、9月1日から船舶の時刻が改正されたという案内もあります。最新の運航状況は事業者へ問い合わせるよう案内されています。日帰りの場合は、帰りの便を先に決めておくと動きやすくなります。
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アイキャッチ写真:Tak H./CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)