和歌山県の町おこしについて


今回は和歌山県の町おこしについてご紹介させていただきます。

和歌山県は関西地方にある南北に長い県になります。

海、川、山と大自然に恵まれていて温泉やグルメ、アクティビティなども充実しています。

そんな和歌山県、世界遺産があります。

皆さんも学校の歴史で習いました、高野山。

高野山は弘法大師・空海によって開かれた日本仏教の聖地の1つです。

もう1つが熊野古道です。

熊野古道は熊野三山へと通じる参詣道の総称だそうです。

熊野古道は三重県、奈良県、大阪府へと続いている長い道になります。

この道が世界遺産に登録されていること自体がめずらしいことなので、外国からも多くの観光客がいらっしゃるスポットになります。

そんな歴史情緒あふれる和歌山県ですが、他県と比べても少し変わった町おこしをしています。

それがアニメとのコラボレーションです。

和歌山県が特集を組んで行うほどの大規模なコラボになっています。

人気のアニメや漫画が和歌山県を舞台にしているものが多くあるとのことで、聖地巡礼などを目玉にして町おこしをしています。

まずは、その和歌山県を題材にしているアニメや漫画をご紹介したいと思います。

代表作が「貧乏神が!」という作品になります。

作品のあらすじがこちらです。

才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸か2人は出会ってしまった。

愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるか?

という内容です。

この作品と和歌山県の関係ですが、作品の舞台になっている仏女津市立秦庵高校は、和歌山市内のとある高校をモデルにしているそうです。

ちなみに、作者の助野先生はその高校の出身とのことでした。

どこの高校か調べると、私立開智高等学校との噂です。

聖地巡礼も私立学校なので事前に許可などが必要になると思いますので、詳しくは調べていただけると幸いです。

 

和歌山県のイメージアップキャラクターというのが存在しています。

名前を「和歌 みなみ」といいます。

こちらのキャラクターも「貧乏神が!」の作者の方である、助野先生が描き下ろししてくださったとのことです。

キャラクター設定もしっかりできていて、細かいプロフィールもできています。

実家は熊野古道の近くで民宿を営んでいて、放課後や週末はそのお手伝いをしている。一人前の旅のコンシェルジュになって、うちの民宿を日本一の宿にするのが私の夢です!

という設定です。

プロフィールは

年齢17歳、身長158cm、好きなものが和歌山の果物、苦手なことは泳ぐこと、モットーが他人の喜びは自分の喜び

という細かいとこまでキャラ設定ができあがっています。

その他の和歌山県にゆかりのあるアニメ、漫画をご紹介すると

「RDG レッドデータガール」、「雑賀六字の城」、「戦国八咫烏」、「虹浜ラブストーリー」、「あさひなぐ」、「サマータイムレンダ」、「あの日、世界の真ん中で」、「下を向いて歩こう」

という作品数が和歌山県とゆかりがあるそうです。

単純にすごい数だなと思います。

 

「RDG レッドデータガール」では、熊野の山と和歌山県内にある唯一の空港「南紀白浜空港」が出てくるそうです。

「雑賀六字の城」と「戦国八咫烏」では、雑賀衆が本拠地であったのが和歌山市です。その中で奠供山も出てきていて、景勝地である和歌浦を見渡せるスポットとして有名だそうです。

「虹浜ラブストーリー」では、舞台が白浜町。日本のワイキキビーチと言われている白良浜や円月島や三段壁など白浜の観光地が全編を通して登場するそうです。

「あさひなぐ」では、和歌山県九度山町を訪れるとのことです。また実在するお寺なども登場するそうです。

「あの日、世界の真ん中で」では、舞台が和歌山県串本町となっているそうです。作中にも古座大橋なども出てくるそうです。

「下を向いて歩こう」では、全編和歌山県が舞台だそうです。主に白浜町が中心だそうです。

そして、2022年7月22日現在

サマータイムレンダと和歌山県がコラボをしています。

サマータイムレンダは和歌山市に実在している離島の友ヶ島をモデルとした「日都ヶ島」が舞台のSFサスペンスだそうです。

少年ジャンプ+で連載されていて、メインキャラクターの「小舟 潮」は和歌山市初となる「和歌山市アニメ観光大使」にもやっているそうです。

友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の4つの無人島の総称だそうです。

この中で最も大きいのが沖ノ島にフェリーでいけるのですが、そこの風景がすべて「サマータイムレンダ」の世界になっているそうです。

島めぐりは3時間の徒歩でまわれるそうです。

以上が和歌山県の町おこしについてでした。

アニメ、漫画にフォーカスして町おこしをしている珍しい例だったと思います。

アニメや漫画が舞台になるということは、それだけ景色や環境が整っているということです。

ですから、きっかけはアニメや漫画ですが訪れてみないとわからない和歌山県の魅力が見つかるのではないでしょうか?

ぜひ機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?

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